くまもと食品科学研究会

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会長あいさつ

会長あいさつ

井越会長

 

 平成27年73日(金)の本研究会総会において、川崎前会長の後任として選任されました東海大学農学部の井越でございます。その責務の重大さに身の引き締まる思いがいたし、今後この任務を遂行できますよう会員の皆さま方にご支援ご協力をお願いする次第であります。

 本研究会は、熊本県内おいて食の生産から加工、流通および販売あるいは研究に関わる人達が一堂に集い、相互の情報交換だけでなく、食の生産、製造技術の向上、食の安全性を含めた食品、食材の品質の向上あるいは現代社会における食のあり方等について討議し、本県における食品産業の発展並びに技術支援等を目的に設立されました。設立は平成年で今年は25年目の節目の年となります。 事業としては年回の研究会の開催、「くまもと食品科学研究会大賞」の表彰、そして広報誌「くまもと食品科学研究会だより」の発行の三つが、本会の主な行事として実施されてきております。

 本研究会は川崎前会長の基で大きく発展し、現在の個人会員数は77名を越え、団体会員数33団体になり、研究会としての基盤がほぼ確立されました。特に、「くまもと食品科学研究会大賞」の表彰、そして広報誌「くまもと食品科学研究会だより」の発行の事業は前会長の功績によるものであり、ここにあらためて前会長にこれまでの本会の発展のご尽力に厚く御礼を申し上げたいと存じます。

 本県は農業生産額全国7番目の農業県で、様々な食材を生産しております。しかし、生活水準の向上や多様化した社会情勢の変化の中で、TPP問題をはじめ食の安全・安心を含めた食をめぐる問題は山積しております。このような問題を克服し、発展していくためには、絶え間ない地道な努力が必要かと思います。本研究会が今後とも県の食産業分野において少しでも貢献できますよう努めて参りたいと存じますので,会員の皆様をはじめ,県内食産業に関わる皆様のご協力・ご指導・ご支援を頂きますようお願い申し上げ,会長の挨拶とさせて頂きます。
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